コストをかけて制作した記事を流通させ、その対価を得る方法は、ノアドットのサービスモデル以外にも(当然)存在しています。
ただ、ノアドットのキュレーターではない事業者への記事提供の場合、記事データをやり取りする仕様を先方事業者と都度調整したり、配信システムを構築、運用する手間や費用がかかってしまいます。 この手間や費用をゼロにし、ノアドットCMS上の簡単な設定一つで、記事を外販して収益を得られる方法をご紹介します。
Yahoo!ニュースやSmartNewsなど、先方事業者が既に一律の配信仕様を定義しており、
調整する余地もない大手ニュースサイトやアプリ事業者への配信については、
ガイド記事「外部メディアに記事を販売する 〜全文提供先への配信代行」をご覧ください。
概要
- 外販先の事業者に対してnordot APIの仕様を提示し、ノアドットCMSで設定をしておくだけで、ノアドットに保管した自社記事を当該事業者に対して配信できます。
- 配信は設定に従ってノアドットのシステムがすべて行うため、配信システムの構築、運用コストゼロで当該事業者からの収益を得られます。
- 外販先への有償販売を想定しており、ノアドットとしても本APIの利用にかかる対価をいただきます。
コンテンツホルダー側の手順
まず、本サービスのご利用意向をノアドット社にご連絡ください。このとき、外販予定の記事本数およびそれに付随する画像枚数等の配信データ量などの情報も参考にご提供いただきます。その後、本サービスの利用にかかる契約など各種合意が行われたのち、ノアドット社でシステムの設定を行い、完了した旨をご連絡します。 以後、以下の手順に従って操作してください。
1. CMSのトップページで、左枠にある「コンテンツホルダー・ユニット」の一覧から任意のユニットを押します。
2. 当該ユニットのページが表示されるので、左枠のメニューから「設定」を押します。
3. ユニットの設定を行うページが表示されるので、ページ上部の「外販先」タブを押します。
4. ノアドット社が設定しておいた外販先事業者名の一覧が表示されるので、任意の事業者名の行左端にチェックを入れます。
5. チェックを入れた事業者の情報が右枠に表示されるので、選択した任意の記事だけを提供する場合は「指定した記事をこの外販先に配信する」を、またすべての記事を提供する場合は「すべての記事をこの外販先に配信する」をチェックします。
「すべての記事をこの外販先に配信する」を選択した場合でも、この設定より過去に入稿した記事は対象になりません。設定より過去に入稿した記事も配信対象とする場合は、「指定した記事をこの外販先に配信する」を選択したうえで、下記手順6・7によって個別に指定します。
6. 選択した任意の記事だけを提供する場合は、CMSで記事を作成するときに、左枠の「外販先」にあるスイッチをオンにします。
7. 手順4にも出てきた外販先事業者名の一覧が出てくるので、この記事を提供したい事業者名を選択します。あとは記事を公開、更新すれば、この記事は当該事業者が後述の「外販先事業者側の手順」によって全文取得できます。
手順6および7は、APIでも実行可能です。
を使い、パラメータ「licensee_ids」の値に外販先IDを指定します。
外販先事業者側の手順
前述の「コンテンツホルダー側の手順」が終わっていることを前提に、ノアドット社が提供する「限定公開API」仕様書およびアクセストークンを使うと、API経由でコンテンツホルダーが提供指定した記事全文データを取得できます。 限定公開APIの仕様書は別途ノアドット社が提供しますが、公開APIとの共通仕様などは「nordot for developers」サイトであらかじめ確認し、準備しておくことが可能です。
お問い合わせ先: support@nordot.app
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