ノアドット サービスは、コンテンツホルダーとキュレーターとの信頼関係 でコミュニティが成り立っています。
キュレーターは、コンテンツホルダーに個別にコンテンツ利用許諾を得ることなくさまざまな記事をキュレートし、その見出しを自身のSNSアカウントやブログ、ウェブサイトやアプリから配信することができます。このサービスをご利用いただくにあたっての義務として、コンテンツホルダーが記事の更新や削除を行った際には迅速に連携することが求められます。
迅速な更新や削除の連携を行うには、Events APIの利用が役立ちます。
👉 search/contentsholder/postEvents.list API
Events APIの使い方について補足
まずは最初に一度だけノアドットからの記事取り込み開始日に遡って現在までを取得し、照合します。
そのうえで、以後数分に一回程度、前回の返しに含まれたcursor値を指定して叩けば、前回から今この時点までに発生した更新だけがレスポンスで返ってきます。
その情報を元に、記事を更新する仕組みをプログラムすれば結構です。
cursor値の役割について、図解を添付いたしましたのでご参考ください。
なお、適切な連携が行われていない場合、サービスの継続利用や取得収益の受け取りができなくなる可能性や、コンテンツホルダーから見出しの利用を拒否される「ブロックリスト」に追加されてしまう可能性もあります。
このことは、同意いただいている「nor.パブリッシャー利用約款」で以下のように記載されています。(同様に「nor.メンバー利用約款」で第10条にも同一内容が記載)
14. (コンテンツデータの変更または削除)i. パブリッシャーは、次の各号に定めたときは、速やかに該当する自らの本記事、本見出しまたは本キュレーションの変更または削除等必要な対応を行うものとします。a.自らの本記事、本見出しまたは本キュレーションの内容に誤りもしくは変更すべき箇所を発見したとき、またはユーザーもしくはノアドットからその指摘を受けたとき。
コンテンツホルダーが記事を削除したとき、キュレーターにとってそれは「変更すべき箇所を発見したとき」に該当します。
また、「コンテンツ・ガイドライン」でも以下のように記載されており、キュレーターがコンテンツホルダーの手を煩わせることなく更新や削除を行うことが義務づけられています。
キュレーションのガイドライン 「nor.メンバー利用約款」「nor.パブリッシャー利用約款」に定められた所定の方法によって取得した、他のパブリッシャーの「本見出し」に対し、以下のような行為をしないでください。 (中略) ・本見出しを保存して使用し続けること(本見出しを所有するパブリッシャーが更新や削除を行った場合、それを速やかに反映できるようシステムを設計、実装してください)
コンテンツ・ガイドラインより抜粋
通常は、コンテンツホルダーがノアドットのデータベースから記事を削除すれば、見出しもノアドットのデータベースに存在しなくなるため、キュレーターがノアドットのデータベースを不適切に長い間隔で参照していない限り、キュレーター自身のメディアからも見出しが消えます。 しかし、参照頻度が低い、古いものは更新せずにキャッシュしたまま、中間ページ生成用のデータベースが更新されていない、といった場合には、削除された記事の見出しがキュレーター自身のメディアに残ってしまうことがあります。
これらはコンテンツホルダーにとってリスクであり、キュレーターにとっても連携が不十分だとユーザーにデッドリンクを踏ませることになり、ユーザー体験を低下させます。
コミュニティの信頼関係維持のため、適切な実装をお願いいたします。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。