メディア同士が互いにコンテンツを提供したり、キュレーションしたりする「コンテンツシェアリング」が北海道地域において盛んに行われています。今回は具体的な事例を通して、この「コンテンツシェアリング」がどのような形で行われているのかお伝えしたいと思います。
北海道地域の参画メディアは以下の9つです。(2020年8月時点)
- 北海道新聞 どうしん電子版
- 北海道放送
- テレビ北海道
- 北海道ニュースUHB
- HTB北海道ニュース
- SASARU
- SODANE
- Domingo
- リビング札幌Web
これらのメディアがそれぞれ、コンテンツホルダーとして自社記事を公開したり、キュレーターとして他社記事を利用したりして地域読者への情報発信力を高めています。
テレビ局Webサイトのコンテンツを充実させる
例えば、「テレビ北海道」はコンテンツホルダーとして放送内容を記事におこして公開しています。
「テレビ北海道」の記事は総合ニュースキュレーションアプリ、後ほど紹介する北海道ニュースアプリ「Domingo」、旅情報サイト「Traicy」などにキュレートされています。
一方で、キュレーターとしても自社サイトの「トピックス」にて他社記事を活用しています。「道内ニュース」タブでは「北海道新聞」などの地域メディア、「TraffiClip」「財産ねらいニュース」からは北海道に関する記事のみをピックアップし掲載しています。自社では取材対象ではない範囲の話題・ニュースをキュレーションで補い、読者に提供するモデルです。
このように大手メディアが自社記事を発信する一方で他社記事の活用を進めるケースもあれば、IT企業が地域キュレーションアプリを出しているケースもあります。
地域キュレーションアプリで北海道情報を一箇所に集約
Domingo(https://domingo.ne.jp/)は北海道に特化したキュレーションアプリで、市町村ごとに特化された情報・道内ニュース・各地のイベント情報などを届けています。このアプリで様々な北海道メディアがノアドット内からピックアップされています。新型コロナに関するニュースはスピードのある放送局から、グルメ情報は地元密着メディアから収集するなど、様々なメディアを横断して北海道の情報を取得し配信しています。
さらに、コンテンツホルダー「Domingo」としてオリジナルコンテンツも配信しています。
このような形で、テレビ・新聞社・Webメディア・アプリの垣根を越えて互いに地域に関する情報発信を補い合う「コンテンツシェアリング」がノアドットの仕組みを活用することで実現されています。
地域情報をより多くの読者に・より多くのコンテンツを届けるために、是非ノアドットのネットワークをご活用ください!
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